2020年7月26日日曜日

視聴者に中指を立てるテレビ朝日社長

テレビ史に残る大事件と言われる
アフタヌーンショーやらせ事件。

ネットにも動画そのものは上がっていないので、
事件の翌年に発行されている担当ディレクターの著書を見てみた。
番組映像の写真等もあり貴重な資料なのだが・・・

冒頭の方に入っているこの写真で爆笑してしまった。

テレビ朝日社長が謝罪のために出演した時の映像。

視聴者に「Fuck You」を突きつける社長・・・
ではなくメガネを直しているのだと思うが、
よくこの瞬間を捉えたものだ。

ディレクターの弁明を見るとなかなかにテレビ朝日の非道さが伝わるが、
一方的な主張を鵜呑みにするほど単細胞ではない。

しかし、ディレクターはこの著書発行前に週刊誌にも手記を発表したそうだが、
それに対してテレビ朝日が出したとされるコメントが凄いので紹介する。

「彼の手記は本人が書いたんじゃないでしょう。口述筆記に編集者が手を入れたんじゃないの。彼に、それほどの文才があるわけじゃないだろうし、おたくの<やらせ>じゃないの。
あの問題に関しては、すでに略式裁判で処分も決まっているし、会社の内部でも、すでに決着がついたことで、これ以上話すことはありません。事実関係についても会社は、彼から事情聴取をしているわけだし、彼が何をいおうと、あらためて誌上で論争するつもりはありません。
おたくにしてみれば、私らの話を誌面に載せれば視聴率(?)が上がるんだろうけど、彼が退社後に何をしようと、社には一切関係ないことです。会社としての総意など用意していないし、その必要も感じていません」

文書でもらったというよりは、電話で話した内容を起こしたように見えるが、いやー素晴らしい。今からでも十二分に掘る価値はあると思われる。

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