S9100はもう増産はなく、在庫分のみらしい。
店頭のメイン商品もS8200とS6200に完全にシフトしている。
さて、S9100には忘れてはならない悲しい性能がある。
それは、この機種の手ぶれ補正がイメージセンサーシフト型であるということだ。
前機種にあたるS8100はレンズシフト。後機種のS8200もレンズシフト。
しかし、この9100だけイメージセンサーシフトなのだ。
ヤマダ電機ではカメラの横にその機種のスペックが貼ってある。
そこには手ぶれ補正のタイプも記載されており、
それによると廉価機種のS6200、S6100、S5100もレンズシフト式であるらしい。
(ヤマダでの記載は光学式となっている。イメージセンサーシフト式の時はCMOSシフトやCCDシフトと記載されるので、光学式=レンズシフト式ということになる)
春・夏の主力商品だったはずなのに、変な所で力を抜かれてしまったS9100。
18倍ズームに挑んだり、ハイスピード動画の切り替え機能を入れたりと意欲的な機種だったはずが、
この点が大きな障害になっている。
(18倍ズームも無理がありすぎたのか、S8200では14倍と現実的なところに落ち着いている)
ロングズーム機こそ手ぶれには気を使う必要があるはずだが・・・お陰で撮影のたびに他機種との違いを痛感し悲しくなってしまう。
ちなみに手ブレ補正を会社別に簡単にまとめると
ソニー・・・レンズシフト
パナソニック・・・レンズシフト
キヤノン・・・レンズシフト
富士フイルム・・・レンズシフト(本当かと疑わしいレベル。上3社と比べるとかなり落ちる)
ニコン・・・レンズシフト(S9100以外・・・)
オリンパス・・・イメージセンサーシフト
カシオ・・・イメージセンサーシフト
リコー・・・イメージセンサーシフト
ペンタックス・・・イメージセンサーシフト
もちろん廉価モデルは電子式だったり、補正がなかったりする。
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