2023年5月5日金曜日

「ナインティナインはダウンタウンのチンカス」は遺書ではない

かつて波紋を呼んだこの発言が、いまどのように消化されているか調べてみようとしたら、それ以前の問題にぶち当たった。

タイトルの文言が、松本人志「遺書」に載っていると記載しているサイトの多いこと。

https://xn--gmq003b3pfmj.com/_/%E9%81%BA%E6%9B%B8_%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%82%A4/

→「「遺書」中にナイナイはダウンタウンのチンカスみたいなもんと書いたことが~」


https://www.cyzo.com/2021/08/post_289967_entry.html

→「松本が自身の著書『遺書』でナイティナインのことを「ダウンタウンのチンカス」と書いた。」


https://www.fujitv-view.jp/article/post-280248/

→「そして矢部は「昔は、松本さんの本(1994年の著書「遺書」)で…」と語り始める。」


https://jp.news.gree.net/news/entry/4099713

→「太田が「“チンカス”ですもんね」と松本が著書「遺書」(1994年)内で“ナイナイはダウンタウンのチンカスみたいなもん”と書いた文を突然、口走った。」


上記は一例だが、当時リアルタイムで見ていた人間なら、「遺書」ではなく続編の「松本」であることはわかるはずなのだが。知らないなりに調べることもしない人間が多すぎる。

芸人自体が誤解して発言したケースもあるが、それをサイトに載せる際に検証しないのもお粗末すぎる。

ちなみに、週刊朝日掲載時のタイトルは「オフオフ・ダウンタウン」で「遺書」ではない。

念のため、該当箇所の文を書き出しておく。

「ポスト・ダウンタウン」と言われているヤツらも、ちょっとダウンタウン風ってだけで、全然話にならないというか。なんやろ、いまの若い人みてたら、ダウンタウンの細胞の一部を培養したようなヤツらばっかり。ナインティナインなんて、ダウンタウンのチンカスみたいじゃないですか。悲しいですよね。



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