2019年7月18日木曜日

ファミコンの無茶な周回


通常であればゲームは1回クリアすれば完結する。
しかし、クリアの回を重ねることによって違う顔を見せるゲームも存在する。
グラディウスの6周などはヌルゲーだし微笑ましいが、中にはプレイヤーの心を折るものを。

・迷宮組曲 8周
達成者がまあまあいるのに驚く。エンディング後にメッセージ画面が一つ出るだけ。
ボスの攻撃力と激しさが異常に増大し、些細なミスが即死につながる。

・スペランカー256周
ファミ通ビデオによって広く紹介された。かかる時間は計り知れない。

・忍者ハットリくん999周
おそらく達成者は皆無。チートで周回をいじれるらしいが・・・
エンディングで<GRADE XXX>と周回を3桁で表示しているのは嫌な感じ。

・がんばれゴエモン100周
説明書に100周クリア時に秘密の暗号が出ると謳っているからタチが悪い。ゲーム史上最も悪質な周回か。1周するのも難しいこのゲーム。8周クリアの江戸でも当時は羨望の眼差しで見られたもの。パスワードもバックアップもないのに100周とはおふざけがすぎる。

・(番外)風来のシレン アスカ見参 冥炎魔天の挑戦
9999階はやりすぎ。

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読書記:日本の「ゲームセンター」史 川崎寧生

まえがき1ページ目に、いきなり『スーパーファミコン』(任天堂1991)と出てきたので吃驚。著者ももちろん、編集者も気づかなかったということになる。この時点で「この本は読む価値がない」と言われてるような気がするが…