2013年12月31日火曜日

フリーのファイル復元ソフトを試す

結論から言って、今回最終的に使ったのは「Glary Undelete」。
不満はあるものの、それなりに目的に適う結果を出すことができた。

デジカメの保存フォルダがいつの間にか消滅。
勘違いかと思ったがいろいろ調べてみると確かに消えているので復元に着手。


当初は定石通りFinalDataを使用したいと思ったが、同じ会社より「フォトリカバリー」なる画像専用ソフトが出ていることを知り、試してみる。
試用版を使って確かに存在していたファイルが消えていることを知る。
プレビューも見れたが復元するには有料版が必要とのことでこのソフトの出番はここまで。

次にフリーで検索。最上位に来たのが「Recuva」。早速DLしようとするが
同名でGoogle検索して一番上に来るサイトは実は別のソフトのページだった。
巧みにSEOを施して有名ソフトのおこぼれをもらおうとしているらしい。
全くろくでもない連中だ。

そんな企みには乗らずRecuvaを試用。確かに使いやすい。
だがひと通り復元が終わったところで、この数千出てきたファイルをどうするかというところに思い至る。

もともとはフォルダ分けされていたのだが、復元時にはそれがひとつのフォルダに復元されることになる。

これはたまらんと思い、フォルダごと復元する機能を持ったソフトを探す。
見つかったのが「Datarecovery」。
このソフトはMFTを見に行くので検索が早い早い。
おまけにフォルダごと復元できて最強?と思ったら動画ファイルを含むフォルダを復元するときに止まってしまうことが発覚。
画像ファイルだけなら神速で処理を終えてくれるのだが、非常に惜しい。
まだ動画の復元は捨てたくないのだ。

最終的にたどりついたのが「Glary Undelete」。
以前使っていたGlary Utilitiesの系列だが、Utilitiesのほうはユーティリティソフトのはずがシステム破壊ソフトになっていてレジストリを無茶苦茶にされた過去があるので一抹の不安。

案の定、立ち上がり時にはエラーを吐いてスキャンが終わらなかったりと残念色が強かったのだが、何度か試しているうちにエラーを吐かなくなり普通に使えるようになった。

このソフトは削除したフォルダの構造が見れるのが優れている。しかしフォルダごと復元できるわけではないので、一つ一つフォルダを作ってそこに復元していくというかなり面倒くさい手順を取らざるを得なかった。この辺りを何とかしてくれれば最高だったのだが・・・。

しかし今回はフリーの復元ソフトがかなり使えるようになっていることがわかったのでそれは収穫だった。こういったソフトは作ること・追求することそれ自体が楽しいので商業クオリティにフリーのものが追いついてしまうのだろうか?

読書記:「198Xのファミコン狂騒曲」 塩崎剛三

ありそうであまりなかった ファミコン雑誌黎明期の編集者の本。ファミ通の成り立ちや、当時の空気感を伝える貴重な一冊。編集者も、ペンネームではなく本名で記載されているので生々しさがある。森下真理子についても詳細記載あり。 1989年頃?見た本ではファミマガ120万部、他の雑誌が数十万...