2016年12月28日水曜日

「ごみ箱が壊れています」一瞬の判断ミスが・・・データ復活奮戦記⑤

先述の「HD Video Repair Utility」を使う方法で修復した動画、
プレイヤーを変えたら何とかそこそこまともに見ることが出来た。
4K動画というのもスムーズな再生を困難にしている原因だろう。

・Potplayer→カクカク
・The KMplayer→カクカク
・GOM Player→絵が動かない
・Windows Media Player→カクカク、または動かない
・Media Player Classic→動かない
・Splash Lite→再生されない
・PowerDVD→カクカク
・Divx Player→絵は動くが音が遅れる等
・QuickTime Player→ノイズまみれ、動かない
・itunes→カクカク

・・・そして
・VLC Player→ようやく何とか絵と音の同期が取れ、スムーズ?に再生できた。
とはいえ、元動画に比べると多少カクつくことは否めない。

まあここまでもってこれただけでも上出来か!
先人たちの叡智に感謝。

と思ったが、見続けていると動画が進むに連れてどんどんカクカクに。
仕方なくDivxを試すも、音がずれるし細かい機能もない。

と、ふと検索している最中に目にしたVLCの修復機能を思い出す。
メディア→変換・保存でファイルを選び、出力。

すると、おお!Potplayerで元の動画のようにスムーズに再生できるではないか。
長かったがこれにて完結か。
あとは動画・重要テキスト以外の諸ファイルか。

「ごみ箱が壊れています」一瞬の判断ミスが・・・データ復活奮戦記④

「Recuva」の組み合わせ・・・
先にSDカードから復元した動画ファイルのバイト数を頼りに、
HDDの復元結果をサイズ順でソートして探してみる。

・・・あった!
ピタリと一致。これだろう。
復元開始するも、やけに時間がかかる。
1.3GB程度の動画に15分。

ようやく復元できたと思ったら、
結局さっきと同じ再生できないmovファイルができただけだった。


「Wondershare」はちなみに後4日以上かかるらしい・・・


途中でスキャン結果が見れるのは良いのだが、
自由に幅とかを伸ばせないので見にくい。

未登録版で復元できるのはわずか100MBだそうだ・・・


忘れてた番外編。
「Undelete-360」は全くスキャンできませんでした。
バカバカしい。


「ごみ箱が壊れています」一瞬の判断ミスが・・・データ復活奮戦記③

動画復元に的を絞ったので、別の方法を試していく。

こないだ撮影したばかりだからSDカードからも復元できるのではないか。

「Recuva」
ずばり狙っているエリアは復元対象としてサーチしてくれた。
写真はほぼ完璧。
しかし、動画はすでに上書きしてしまっているらしく、
「このファイルは再生できません」のmovファイルとしてしか復元してくれなかった。

「Finaldata」
昔なつかし8.0。
2007年くらいかな?
・・・ファイルを1MBとかの細切れで復元する模様。
お話にならない。
HDDの復元も試してみたが、Recuvaより更に遅かった。
10も試してみたがインターフェースが全く進歩していない・・・。
遅いのも変わっていないようだ。
それにしてもOfficeファイルだけに的を絞ったエディションや、
デジカメファイルだけに的を絞ったエディションとは、
あの手この手でよく商売を思いつくものだ。


仕方ないので、先のmovの修復はできないかと検索検索。

「VLCを使え!」
→だめでした。

「Wondershare」
→ここで初めて知りました。動画修復というよりはデータ復元ソフトですな。
しかも有料なので問題外。

「HD Video Repair Utility」
お、これはどうだろう。
同じ機種で撮影された動画を参照にして
修復してくれるようだ。

・・・再生できた!
カクカクだが。
しかしPurchaseしないと動画の半分しか修復してくれない模様。

しかしそこで素晴らしい方法を発見。
http://jujojujo.com/post-1002/

動画を2つくっつけるというコロンブスの卵的発想。
これで修復できる…のか?

「ごみ箱が壊れています」一瞬の判断ミスが・・・データ復活奮戦記②

なんとかしなければいけない。
データ復元ソフトは…

「Recuva」…以前使ったことがある。そこそこ再現してくれた記憶。
「EaseUS Data Recovery Wizard」…Easeusはこんなものも出していたのか。
「FinalData」…昔の雄だが…
「Wondershare」…スマホの動画のあれかな?これも初耳。

いずれにせよ、「ディープスキャン」をしないとファイルへはたどり着けないようだ。

まずは「EaseUS Data Recovery Wizard」
速度はこれが一番早かったと思う。
約9万ファイルを発見。
しかし、使用版では一定容量しか復元できない仕様と
変なツリー画面のせいで、
全く復元していないのに初期容量の500Mを使い切ったことにされてしまった。
リカバリーボタンを押しても一向に復元できないので何が何やら分からなかった。
もう一度スキャンし直して判明したが・・・
ちなみにこの件でフォームから問い合わせをしてみたが
「受け付けました」メールだけで未だに返信がない。

さて、2回めスキャンをしてみたら、1回めが嘘なくらい時間がかかった。
まる2~3日だろうか。
HDDの容量を遥かに上回る10TB以上(100万個以上)のファイルを発見したらしい。



テキストファイル類はこれで何とか復元できた。
しかし復元容量が少なすぎて、もう一つの目的である
動画の復元はこちらでは断念。
復元結果を保存できるのは○。


次に「Recuva」。
4日かかりました。
途中でスクショを撮っておかなかったのが悔やまれる。
47万ファイルくらいを探してくれました。



だが、目的である最近撮った動画はこちらでは発見できず。
最終更新日時でソートして探そうとするも、すっぽり抜けてしまっている。
最初のドライブコピーの際にうまくコピーできなかったファイルたちだけに
階層の奥底に眠ってしまっているのだろうか。

復元結果を保存してくれないのは残念至極。
またやるときは一からになってしまう。


※コメントが来ていたのでソフト名を修正しました。
こんな末端ブログに公式からコメントが来るとは…「怖っ」と思ってしまいますね。
そして、問い合わせには未だに返信がないのであった。

また、「復元結果を保存できるのは○」と書いたが、
いざ復元結果ファイルを使おうとすると壊れているとの表示が出て使えなかった。
約立たねえ!

「ごみ箱が壊れています」一瞬の判断ミスが・・・データ復活奮戦記①

4TBのドライブで標題のメッセージが出るようになった。
仕方ないので、一旦フォーマットしようと
別の4TBのドライブにファイル移動を試みる。

「管理者のアクセス許可をなんたらかんたら」
ファイルの管理権限も壊れているのか?
仕方ないのでサブフォルダ以下全て移動を選択。
…4TBなのでしばし時間が掛かるが終了。

フォーマットをしようとコンピューターを開くと、
同様の内容をコピーしたはずなのに
空き領域に1TBの差が。
GoogleDriveとかがコピーされなかったようだ。
仕方ないので再度同様の手順を実行。

コピー状況の表示画面が残り0秒でずっと続くなど怪しい挙動だが
とりあえずコピーは出来ている模様。

そして終了。
空き容量はほぼ同じ。
よっしゃフォーマット!

完了して、フォルダをチラチラ開いていくと
中身が空のフォルダが。
「あれ?このフォルダの中身消したかな?」
と思ってさらに開いていくと、
重要なテキストファイルを入れているフォルダが空になっていることに気づき、青ざめる。
「やばい」

取り返しがつかなくなってから気づく。
人生の悲哀だ。



2016年12月1日木曜日

Bloggerの自動保存がうざくなってる?変換を解除される

さきほど記事を一つ書いたが、
入力中に困ったことが何度も発生した。

Bloggerには記事を自動保存する機能があるが、
入力中に保存が発生するとその時点で入力中の文章は
無変換として処理される。

「文章」と打ちたい場合、bunsyoと打ったところで自動保存が入ると
「ぶんしょウ」 となる。

とこの記事を書いている間にもまた被害が発生。
作っている人間が英語圏だから気にならないのだろうか。

Outlook 送信済みメールの保存先が時々おかしい

いろいろ欠陥のあるOutlook2010。

IMAPで使用する際は、通常は
送信済みメールが保存される場所(フォルダ)を任意に指定し、
以降はそのフォルダに保存されるようになる。

・・・はずなのだが、なぜか指定の場所に保存されず
「Outlookデータファイル」直下の送信済みアイテムフォルダに
保存されることがまれにある。

いま久々にチェックしてみたら、11月で4件これが発生していた。
もちろんちゃんと送信済みアイテムフォルダを設定してあるアカウントである。

U-nextをChromeで再生できないときは・・・

キャンペーンが来たので利用再開。

しかしChromeで動画を開いても一向に再生できない。
検索するとU-nextのページには古いバージョンでのChromeでの再生法しかアップされておらず、やる気の無さに呆れる。

しかし試しに拡張機能をオフにしてみるとあっさり再生。
何が悪さをしているのか・・・。

正解はVideo Speed Controller だった。
これをオンにすると見事に再生されなくなる。

2016年11月27日日曜日

ブルーレイ→DVD作成

備忘録。

PC TV PLUS nasneでブルーレイディスクに書き出し
MakeMKV
Avidemuxでカット、MKV出力。

DVDStylerを使用。
デフォルトはフォントがTahomaになっているので変更。
メニューの2、3ページ目も忘れずに。

2016年11月7日月曜日

LINE Callの電話番号バグ

固定回線宛の通話料がそこそこ安く済み、ViberやSkypeのような遅延も少ないので使用しているLINE Call。

今日使おうとしたらバグ発生。

新しく093~の福岡のお店にかけようとしたら、
これを今までかけたことのある世田谷区の公的機関と誤認。
もちろん、こちらの電話番号は03~なので全く異なる。
もちろん連絡先に誤登録しているわけでもない。


しかし、ダイヤルパッドを使って
093~と入力すると、何度やってもその公的機関の名前が表示される。

・・・履歴を削除したら正常になったようだ。

2016年11月6日日曜日

直されない誤植(マッドブル34)

22巻掲載、「OK!!トム」より。



「OK!! OK!! 運ぶ出せッ!!」

・・・・まあ、「運び出せ」だと思います。
20年以上前に単行本を買ったときに気づきました。

でも、上の画像は最近読んだ電子書籍版です。

20年以上も、
作者も気づかない。
編集者も気づかない。
読者も気づかない(指摘しない?)。

マッドブルほどのヤンジャンを支えた名作が
読む人もほとんどおらず?野ざらしになっているのは忍びない。

・・・今度初出時も見てくるか。

2016年11月5日土曜日

Outlook2010 検索できない病

もういい加減うんざりだが・・・
明らかに今日や昨日来ているメールについて、
検索窓からキーワード検索しても引っかからない。
Livemailだと普通に検索できる。

しばらくしてから
もう改善したかと検索してみると、
「アイテムのインデックス処理が実行中であるため、検索結果が不完全に成る可能性があります。
詳細についてはここをクリックしてください。」
の表示。

クリックすると、
「インデックスの状況
現在、アイテムのインデックス処理が実行中です。
インデックス処理を行っていないアイテムが39370個あります。」
の表示。

おいおい、今までさんざん使ってきたインデックスはどうなったんだ?
しかも時間が経っても全然数が減らない。

いつまで経っても絶望を与えてくれるOutlook2010。

少し前にoutlook.comがインターフェースを改定し、
webメールとは思えないほどレスポンスが早くなったのに比べると、
ネイティブアプリの利点を全く活かせておらずなんとも情けない。

2016年11月4日金曜日

2016年10月18日火曜日

outlookの「サーバから削除」→時代遅れの醜悪な設定

共用のメールから突然ごっそり過去メールが消えてしまうことが続いており、今日原因がわかった。

Livemail(またはoutlook)のPOP3設定における
○日後にサーバから削除
の設定が癌だった。

共用メールを使っている1人の方がこの設定で
「100日後に削除」にしており、これが作用していたと思われる。
まあ9月29日以前のメールが消えていたのでこれ以外にもありそうだが…

普段はIMAPを使っているのでPOP3のこんな時代錯誤の恐怖設定は知らなかった。

・・・・上記はLivemailで設定されていた例だが、
念の為Outlook2010でPOP3設定しているアドレスを見てみると、
何と「14日後に削除」に設定されていた。

この箇所はいじっていないので、デフォルトで14日削除ということになる。
怖っ・・・何考えてるんだ。

メモリ不足時のパワーポイントの恐怖(ASUS一体型PC)

ASUS一体型PCには4GBのメモリを積んでいる。
決して少なすぎるほど少ないというわけではないが、しばしばメモリ不足とみられる減少が起きている。
Core i機よりこの辺については弱いと感じられる。

今日はパワーポイントを開いた際に不具合があった。
まずアウトラインペイン?にサムネイルが表示されない。
(このあたりでは、そういう特殊な設定をしたファイルと思っていた)

困ったのは、スライドの下のノートが表示されないこと。
このおかげで、電話での話し合いが堂々巡りに。
ノート表示に切り替えることで何とか見られたが・・・

次に表示→スライド一覧も無効。グレーアウトになって選択できない。
オブジェクトも選べない。
この辺からメモリ不足の気配を感じ始める。
Ctrlを押しながらクリックするとようやくつかめるが、
十字ボタンで動かせないのでマウスでぎこちなく動かす羽目に。
さらに印刷しようとしてもプリンタが出てこない。
ああ、これは・・・と確信に至ってようやく再起動して解決。

2016年10月14日金曜日

Windows8.1 システムの復元の仕方まとめ(HP機)

WindowsUpdateの適用中、ブルースクリーン&pnp detected fatal errorの表示が出て、
起動→起動できなくて再起動→起動→起動できなくて再起動…の無限ループに突入。
Twitterで調べるも同様の被害者がおらず気が遠くなる。

色々試したがだめなのでシステムの復元を試みることに。

HP機での方法は、

・起動時にEscape
・F11を押してシステム回復を開始
・トラブルシューティング
・詳細オプション
・システム回復

この手順でOK。
途中、わざわざセーフモードで起動して
シフト押しながら再起動とか馬鹿なことやってた。

しかしシステム復元して通常起動できるようになるも、
しばらくするとまたpnp fatal errorが発動して
真の地獄絵図に突入するのであった。

<追伸>
地獄絵図どころか「システムの復元は正しく完了できませんでした」が出やがった。

2016年9月28日水曜日

excel、textとdayの違い

年月日の「日」の部分の数字を取得したいと思って
text関数を使ったが、これだとそのセルの値を他で引用したときに
数字として認識せず、関数のパラメータとして使えないようだった。

dayを使うとこの点は解決できた。

2016年9月13日火曜日

不幸な偶然3つ

今朝会社に行くと立て続けに3つほど小さい不幸が。

1)integral-Fで録音ができない
2)B2のIDパス自動入力がなされない
3)コピー機が両面コピー時に紙を飲み込む

1)は古いものを消去したら録音できるようになったので、15分の録音限界に到達していたものと思われる。

2)はサポートいわく前回ログイン時に保存チェックが外れたのではないかとのこと。そんなつもりはないのだが・・

3)は、通常紙詰まりの際は外から引っ張って詰まった紙を取り出すが、今回は外から紙が全く見えなくなり、「飲み込む」という表現のほうが適していると思う。よおーく見るとADFの奥底に折りたたまれており、指を伸ばしてなんとか引き抜いた。

一つひとつはまあそんなに深刻なものではないが、
朝出勤してから短い時間に立て続けに起こるとなにか不気味なものを感じてしまう。

2016年9月12日月曜日

excelの並び替えがうまくできない時は・・・

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/2567539.html
こちらのページ…は参考にならなかった。

見出し行までならべかえてしまう問題は、
コピーして別シートに貼り替えたら解決した。

excel末尾の句点消し

備忘録。
=IF(RIGHT(C2)="。",LEFT(C2,LEN(C2)-1),C2)

2016年9月10日土曜日

新田たつおのトレースパロディ

池上遼一をさらにトレースするのがこの人。
こちらは完全にギャグでやっていると思われる。


池上遼一「Cryingフリーマン」


新田たつお「静かなるドン」

コマの大きさも忠実である。




池上遼一「傷追い人」



新田たつお「静かなるドン」

上記を見た時は思わず吹き出してしまった。
この後も数ページトレースパロディが続く。

池上遼一のトレース




死亡遊戯のハキム。
なぜか元画像が見つからないのでこちらから引用させて頂いた。
http://blogs.yahoo.co.jp/okiarstyo/5069262.html



傷追い人。
特徴的なポーズなのですぐ分かる。

北斗の拳 原哲夫のトレース?


死亡遊戯のパンフレット。何かに似てるなあ・・


あ、これだ!


少しアップに。ウーム・・・

2016年9月7日水曜日

powerpointファイルが壊れるのは簡易nasが原因?

ちゃんとしたNAS導入から2週間ほど経過、今のところファイル破壊現象は起きていない。

やはりルーターにUSBHDDをつないで簡易NASとしていたことが原因だったのだろうか。
HDDを変えても同じ現象が起きたので、原因はルーター側か。
これはちゃんとした検証をする時間がなかった。

今回はNAS導入によって解決したが、社内サーバー導入でも大丈夫だったような気はする。


ちなみに破壊されたファイルをバイナリエディタにかけたものがこれ。



普通のファイルはこう。


破壊されたファイルは、バイナリがすべて0に書き換えられている恐怖仕様。これを見た瞬間、修復は無理と確信した。

2016年9月6日火曜日

一部のpowerpointでアイコンが縮小画像にならない問題解決

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10120014525
こちらのページが参考になった。


ファイル→情報→右側のプロパティ→詳細プロパティ→ファイルの概要プレビューの図を保存する

ふ~長い道のりだった。

2016年9月5日月曜日

ビッグコミックオリジナル最大の筆禍事件!?「夜光虫」児心音異常

ビッグコミックオリジナルに連載されていた人気医療漫画「夜光虫」(柿沼宏/作 篠原とおる/構成・画)。
1979年第17号(9月5日号)に掲載された記念すべき第100話で事件が起こる。






一人の医師の選択が描かれる。
しかしそれはフィクションとして許される範疇を超えてしまっていたのか・・・


次号「内容に障害者差別、医師の倫理の問題が含まれているとのご指摘をいただきました」


そして次々号には、寄せられた意見と編集部の見解、そして回収協力のお願いが掲載された。
意見の主は、全国障害者解放運動連絡会議、りぼん社理事会、青い芝の会等。
青い芝の会は漫画好きにとっては馴染みの名前か。
思わず慄然とさせられる文章が並ぶ。

リアルタイムでのこの問題の広がりは知らないが、美味しんぼでの福島問題と似たような深刻さを持っていたのではないだろうか。
もっとも、時代的なものがあり、後者は数倍の誌面を割かざるを得なかったのだが。
(この時の誌面も見るだに恐ろしい。)

編集人・猪俣光一郎氏、発行人・小西湧之助氏はこの問題について何か記していないだろうか。
気になる・・

ちなみに、この騒動のさなかひっそりと連載は中止になっている。
「原作者・柿沼宏氏から、病状悪化のため療養に専念し、十分な期間をとって、反省したい旨、申し出がありました。この問題に対する小学館の責任及び作者の病状と反省等を考えて、本号で「夜光虫」の連載を中止することと決定しました。」

「メス」で本格的な医療漫画を開拓し、「夜光虫」でさらなる医療エンターテイメントを確立した謎の原作者・柿沼宏の足跡は表向きはここで途絶えてしまう。

また、夜光虫は12巻まで刊行されているが、全ての話数を足すと98話。合成された話数がないとすると、第100話の他にも未収録があるということか。
12巻の最終話が「依願退職」なのも出来過ぎである。

2943達成

電気料金2943達成!(ゴルベーザ)



それにしてもいつの間にでんき家計簿はこんなに見やすくなったのか。

スピリッツ連載陣 顔写真

100号とあるので創刊4~5年くらいでしょうか。
ベイブリッジスタジオの海野一雄さんがなかなか格好良い。

美味しんぼ未収録 第469話「はじめての卵」

はちみつと卵を離乳食に使ったことが問題となり未収録となった本作。
一部を改変して載せるわけにはいかなかったのだろうか。

藤子不二雄「パーマンの日々」連載第1回・最終回

あえて藤子不二雄Aではなく藤子不二雄表記で。

ジャンプスクエアの「PARマンの情熱的な日々」は単行本化されているが、
元祖?のこちらは単行本化されていない。もったいない。

いまではすっかりおなじみのフォーマットだが、新連載時は「コミック界初の試み」とある。


Wikiによると1978年~1980年に連載とのこと。もっとやっていたような気もするがそんなものだったか。


浮浪雲(仮題:闇蜘蛛)ジョージ秋山

こち亀連載終了にあたり、長寿漫画ということで名前が挙がる本作。

連載前の仮題では闇蜘蛛になっていた模様。
浮浪雲に変えたのは英断だろう。
当時の定価130円にも驚かされる。

スピリッツに高橋名人が登場

「コロコロ」の住人高橋名人が突如親父の買ってきたスピリッツに登場して意味がわからなかった当時。
載っていた裏ワザもまずは当然のように信じたのであった・・・
ご丁寧にボンバーマンのパスワードも試したが、やはり通らず。
名人の「なわきゃねーだろ!」の台詞も意図がわからなかった。




つのだじろう「魔子」

漫画好きにはよく知られている本作。
梶原一騎・真樹日佐夫への呪いを綴った台詞。
改定後との比較をしたかったが残念ながらなかった。

のむらしんぼ先生のビッグコミック作品群

まだハゲ丸を連載していた頃だが、ビッグコミックオリジナル増刊号にいくつか短編を書いている。
自分の投稿から引用。

ビッグコミックオリジナル増刊
1991年6月号「空気の色」
1991年8月号「茶らりーまん中山呑太」
1992年「単身赴任マン物語 北の寮から」
1993年「おたくま社員たくま君」
1994年「龍馬がとおる」(作・伊東まさひこ)

ビッグコミックオリジナル
2002年4月20日号「新バカ社員ズ」

この時代の作品を読みたくて、本人にも小学館にも電子書籍リクエストを出しているが勿論梨の礫。






川三番地「オヤジ高校生」


理由はわからないが、第3回が掲載されなかった。
その際編集後記に何やら書かれていたらしいが、自分の見たものだとそのページが破られていたので仕方なく国会図書館に調べに行った。

当時2ちゃんに投稿した文章から引用。


(読者欄の一番最後に)
おわび
川三番地氏の『オヤジ高校生』は作者の都合により、連載を中止
させていただきます。ご愛読ありがとうございました。(編集部)

(その次のページ・目次の編集部記述欄に)
 一人の愚かな作家と、本誌は連載2回目にして決別しました。愛読されていた方には、
大変申し訳ありませんでしたが、それに倍する作品として特別カスタムに石坂啓氏を
迎えました。
 スピリッツは、あくまで強く、激しく、燃えていきます。
 外は、そろそろ冷たい風が吹き始めますが、熱風あふれる誌面は永遠に健在です。 

↑の文章が2014年時にまだ引用されていたので驚いた。

こちらのブログに編集部記述欄の画像があった。
http://iwainohondana.blog85.fc2.com/blog-entry-224.html

関係ないが、上記のページを見ていて佐久間良一という名前を思い出し検索するとブログを発見。今だ健在であることに安堵。(松下進は健在だが日暮修一は亡くなったので。)
めっきりスピリッツの表紙を描くことはなくなったかと思ったら、今でも少しは描くことがあるのね。
掲載サイズはとても小さいが・・・。
デジタル移行しているが、もともとエアブラシ作風だったので違和感はあまりなし。
それにしても定価が360円になっていることにも驚く。220円時代が長かったからな・・・

吾妻・いしかわ抗争


リトルメジャーVSビッグマイナー。
当時のことはよく知らないが、読んでたら出てきた。

いしかわじゅん「フロムK」ビッグホリデー事件

いしかわじゅんがバスに置き去りにされたという事件
単行本で読んで社名の部分がマジックで消されていたので気になった。
雑誌掲載時のページがこちら。


ここから泥沼の裁判に突入したとのこと。
ビッグホリデーはまだ健在なのがすごいなあ・・

工藤かずや・池上遼一「信長」トレース問題

ビッグコミックオリジナル連載「信長」。
最終章連載中にこの問題が持ち上がり、連載は完結したが単行本の最終8巻は刊行されなかった。

Wikipediaによると「物語の終末間近に『安土天守・障壁画の章』で、安土城のカットが資料の無断使用に当たるとして問題となった」とあるが、これはどうも違ったような気がする。

藤井尚夫氏の城の図面をトレースしたのが問題になったのではなかったか。

新府城の図面、雑誌掲載時


2003年に単行本化された際の図面


まあオリジナルである藤井尚夫氏の図面を見ると上の図とも多少違っており、
そのままトレースしたのではなく参考にしたのだということはわかった。

代表的なのは上のものだが、その他にも数限りなく修正箇所があるので、よほど色々なところから引用していたのだな、ということが見て取れる。

『安土天守・障壁画の章』では障壁画にかなり変化がある。


雑誌掲載時


単行本


下の鎧武者の鎧兜・刀のデザインの違いはすぐわかるが、真ん中の絵も全面書き換えられており、上の絵もなぜか反転処理がなされている。

また、城のトレースの他に映画「影武者」の写真資料からのトレースも有名で、
如実に影響が現れているのがこちら。

雑誌掲載時


単行本

もう少しがんばれよと言いたくなるくらいのひどさ。
全面的すぎてもう書き換える気力がなかったのだろうか。
家紋でごまかすのは新しい。
兜だけは書き換えてるのね。

ちなみに元になった画像はこちら

http://blogs.yahoo.co.jp/yukiaien/19126254.html
(こちらのブログから引用させてもらいました)

兜のデザインもそのままで、「これぞトレース!」という感じですね。
「乱」や「蜘蛛巣城」からのトレースも多いとのことなので、全て検証してくれるサイトが出ないかなと思う次第。

単行本化は一体どのような作業で進められたのか・・・
どこをトレースで描いたか分かっているのは池上先生だから、その箇所をいちいち描き直していったのだろうか。トレースに関してはおおらかだった時代の感覚のままで描いていたら訴えられ、その後作品は10年以上封印状態。自分の黒歴史と向き合うのは一体どんな気持ちだったのか?

かわぐちかいじ「沈黙の艦隊」謝罪文

写真家柴田三雄の許諾なしで参考にしたとのこと。
しかしこれを宣伝ページの一画に掲載したことは今なら批判が来るかも。

読書記:「198Xのファミコン狂騒曲」 塩崎剛三

ありそうであまりなかった ファミコン雑誌黎明期の編集者の本。ファミ通の成り立ちや、当時の空気感を伝える貴重な一冊。編集者も、ペンネームではなく本名で記載されているので生々しさがある。森下真理子についても詳細記載あり。 1989年頃?見た本ではファミマガ120万部、他の雑誌が数十万...