ありそうであまりなかった ファミコン雑誌黎明期の編集者の本。ファミ通の成り立ちや、当時の空気感を伝える貴重な一冊。編集者も、ペンネームではなく本名で記載されているので生々しさがある。森下真理子についても詳細記載あり。
1989年頃?見た本ではファミマガ120万部、他の雑誌が数十万部くらいで圧倒的な差があることを記載してた記憶があるが、この本によると早々とファミ通が下剋上していたとのこと。
気になった点は、80年代の話なのに「コスパ」というセリフがあったり、「AI」という言葉が頻出すること。「AI」と呼称したゲームはザナックやドラクエ4くらいだし、コンピューターのことはCPU等と呼ぶのが一般的だったのでここはちゃんとしてほしかった。
他にもてにをは等で直したほうが良いところが色々目についたので編集者がもう少し頑張ってほしいところ。SBクリエイティブ、あなたのことです。
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